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乃東生〜なつかれくさしょうず〜 2016年二十四節気七十二候
12月21日〜12月25日
二十四節気『冬至(とうじ)』の初候『乃東生〜なつかれくさしょうず』
多くの草花が枯れていくこの時期に、夏枯草(うつぼ草)が芽を出し始めます。
私にとって、七十二候の中で、一番馴染みのない候が「乃東生」。
そんなウツボグサ、大人になってからは、ほとんど見かけたことがありません。
今となっては、身近な草花ではありませんよね。
それにしても、、、
冬になってから芽を出し、咲く花たち。不思議ですよね。
昔の人は、もっともっと不思議だと感じていたのだと思います。
そんな草花に生命力を感じて、大事に思って来たのでしょう。
常緑樹も同じく、神聖視されて、祭事に使われて来たんですね。
この時期、世界中の多くの家庭でもみの木が飾られていたり♪
このか弱く見える草花も、
『乃東生〜なつかれくさしょうず』、『乃東枯〜なつかれくさかるる』と、
七十二候のうちの2つの候に登場します。
生薬としても重用されているウツボグサ。
大変大事に思われていたことがわかります。
七十二候でこんな草花を見ていると、
ある壮大な夢が浮かんで来ました。
「いつか、庭に、七十二候に出て来るすべての植物を植えてみたいなぁ〜」
なんて。。。
その前に、庭のある家に引っ越す必要があるなぁ〜。