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鱖魚群〜さけのうおむらがる〜 2017年二十四節気七十二候
2017年12月17日〜12月21日頃
二十四節気『大雪(たいせつ)』の末候『鱖魚群〜さけのうおむらがる〜』
生まれた川から、大海に旅立った鮭の稚魚たちが
大人になって産卵のために、故郷の川に遡上して来る頃。
前候の『熊蟄穴〜くまあなにこもる〜』で冬眠前の熊たちのお話をしましたが、
その熊さんたちが、しっかり栄養を付けるために必要なエサのひとつが、
遡上してくる鮭たちなのです。
自然はうまく出来ていますね。
「神様は、必要なものはちゃんと与えて下さる。
何も心配はいらないんだ」という言葉を、聖書で読んだのを思い出しました。
ほら、こうしてお魚の方から口へ飛び込んで来てくれるんですもん。
(この写真は鮭かな?鱒かな?
大きさからするとメスの鮭だと思うのですが。。。)
昔、北海道に親戚がいた頃には、よく遊びに行って
美味しい海産物をたくさん頂いていました。(海産物問屋だったので^^v)
中でも鮭児という若い(生まれてから3〜4年目)鮭を食べたことは、
北海道の食材に関する美味しい記憶ランキングのトップ1です。
トロトロで、口のなかですぐに溶けてしまうような食感、
それでいて、まったく油っぽくない爽やかな味わいは、
いまでも忘れられません。
鮭児とは・・・https://www.siretoko.com/infokeiji.htm
熊さんたちが食べているのは、また違う鮭でしょうが、
テレビで見る冬眠前の熊は、本当に美味しそうに鮭を食べていますね。
しかも美味しいところだけ、贅沢に次々と貪っていって、
残りはポイッとその辺りに捨てちゃう。
でも、それをまた鳥たちが森の方へ持って行って食べる。
残ったものは、昆虫や微生物の餌になり、
土の肥やしになって、植物が元気になる。
本当にうまく出来ていると思います。
これからは、良い意味で自然に帰るLIFE STYLEを
模索して行きたいなぁ〜と、
改めてそんなことを想っていた新月の夜でした。