閉塞成冬〜そらさむくふゆとなる〜 2015年二十四節気七十二候
12月7日〜12月11日
二十四節気『大雪（たいせつ）』の初候『閉塞成冬〜そらさむくふゆとなる〜』
重く垂れ込めた雲が冬の到来を感じさせる頃。
凍てついた空と大地に、生き物たちも息をひそめ寒さに耐え忍ぶ季節となりました。
昔の人はどうしてたんだろう？
この寒さに、怯えていたのではないかと、想像してしまいます。
今ほど気密性はない住宅にくらしていて、建物の隙間から忍び込んでくる冷気に、
どう対抗していたのかと、考えるだけで震え上がってしまいます。
これから本格的な長い冬が数ヶ月続くんですもん。
春を待ち望む気持ちは、現代人のそれとは比べ物にならないものだったでしょう。
エアコンとホットカーペットに守られて、こんな日記を書いている私。
一度、ここを飛び出して、真冬の茅葺屋根の宿舎に泊まってみようかなぁ〜。
そうすれば、少しは七十二候の意味がわかるかしら。
春まであと、３つの節気、１１の候。
季節の移ろいを噛み締めながら、立春を待ちたいと思います。
