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閉塞成冬〜そらさむくふゆとなる〜 2017年二十四節気七十二候
2017年12月7日〜11日頃
二十四節気『大雪(たいせつ)』の初候『閉塞成冬〜そらさむくふゆとなる〜』
山間部だけでなく、平地にも雪が降り積もり始める頃。
この頃から空も大地も冷たい気に塞がれてしまいます。
昔は、人々の暮らしも寒さを避けるための真冬用スタイルに変える時期でした。
12月8日は、「事納め」と言い、1年の農作業などを終える日だそうです。
農閑期に入り、雪や寒さを避け、家の中で様々な作業が行われる季節を迎えました。
(対して「事始め」は、2月8日。この2日間を合わせて「事八日」と呼び、
「針供養」など、今も、いろいろな行事が行われています。
「事八日」・・・https://ja.wikipedia.org/wiki/事八日 )
この時期になると、私も編み物をしたくなります。
毛糸の暖かさに触れながら、無心に、同じ動作を繰り返していると、
なんだか心が落ち着き、小さなしあわせを感じるからです。
出来上がった物は、誰かに使ってもらうための物が多いので、
その相手を思うことも、幸せを感じる大きな要因になっているのでしょう。
家族のために、特に、赤ちゃんや子供のためにする編み物は、
私にとって、幸せの象徴のように感じます。
もう大きくなってしまった子どもたちにも、
いまだに何か編んでみたくなります。
息子は、将来のお嫁さんがいるから、
もう母の出番はありませんが、
娘には、いまでも何か贈っても大丈夫よね?!
彼女は南半球にいるので、いまは夏真っ盛り。
私もちょうど忙しいので、いまは編み物はできませんが、
年が明けて少し落ち着いて来たら、
編み始めようかなぁ〜。
出来上がる頃には、あちらは冬を迎える時期になるでしょう。
昔の人は、農閑期におうちに篭って、お針仕事や編み物などを中心に、
家族の衣類や生活用品を家内で作っていたんですもんね。
大変だったんだろうけど、手芸が好きな者としては、少し憧れます。
これからの時代、地球環境のことを考えると、
そんなにたくさんエネルギーを使う方向へばかり進まないで、
自分で作れるものは、自分で作る生活に、
少しだけ戻るのも良いかもしれませんね。