朔風払葉〜きたかぜこのはをはらう〜 2016年二十四節気七十二候

  • 2016-11-27
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11月27日〜12月1日

二十四節気『小雪(しょうせつ)』の次候『朔風払葉〜きたかぜこのはをはらう〜』

北風が紅葉した木の葉を散らす頃です。

公園や街路樹が並ぶ道には、木の葉の絨毯が出来ています。

 

この時期になると、いつも思い出す情景があります。

今から40年近く前の17歳の頃の想い出です。

それは、晩秋の代々木公園での光景。

イチョウ林が黄葉して、

夕方には、林の中の空間が、こっくりした飴色に染まるのです。

(ちょうど、この記事の上にある写真のような、

まさしくそんな色が満ちる空間になっていました)

 

NTV「スター誕生!」というオーディション番組でスカウトされて、

東京に出て来た年のことです。

それまでは、お休みはずっと山の家で過ごしていた私。

自然が恋しくて、通学途中にある代々木公園を独り散策したり、

林の中に座り込んで、本を読んだりしていました。

 

その林の地面の上に厚く降り積もったイチョウの葉っぱが、

ふかふかの絨毯のようで、とっても気持ち良かった〜。

寝転んで、イチョウの枝越しに見る空の光も優しくて、

その光に包まれたくて、毎日のように訪れていました。

イチョウの落ち葉の絨毯の感触と、林全体を包む飴色の光が、

慣れない環境で、疲れ切っていた心を癒やしてくれたんです。

 

季節の移ろいの中で経験するいろいろな光景って、

いつまでも心に残るものなんですね。

他にも、季節や自然にまつわる想い出の断片が、

大小織り交ぜて、たくさんあります。

 

こうして修行として二十四節気七十二候を綴っていることにより、

その断片が毎回蘇ってくることに、

小さなしあわせを感じている私です。

 

 

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